【古文】問題が解けない!そんな時どうする!?
こんにちは!あやかです!
今回は実践的な古文の
設問・選択肢の見方
についてお話してきます。
突然ですが、あなたは
本文を読み、
直訳は一応できたものの
「話の内容がよくわからない」
という経験ありませんか。
そんな時に
「いくつかにしぼって後は運試し」
なんてことしてませんか。
心当たりがあるそこのあなた。
今すぐやめましょう。
確かに本番では、
全文の内容が隅々まで
完全にわかるということは
ありません。
覚えた単語や文法でも分からない部分は
当たり前にあります。
しかし、それでも設問は
単語・文法・述語・敬語
などの文法事項を元に
解けるようになっています。
これを絶対に忘れないでください。
これができないと、
本文の途中で立ち止まり、
「どういうことだ?」と
考えてしまうので、
イメージが先行して、
誤読・時間不足に陥ります。
そんなの嫌ですよね。
逆に文法事項を最優先にすれば、
読み取れた実感はないのに、
問題が解けている
という感覚になります。
本番では、この感覚が
自然であるということを
覚えておきましょう。
そのうえで、今から
【現代語訳の設問】
【内容に関する設問】の見方を
それぞれ紹介します。
【現代語訳の設問】
何か特別なことをするわけではありません。
①まず、選択肢を見る前に、
傍線部中の重要単語・文法を探します。
それでもわからなければ、
傍線部外も探しましょう。
ここで何度も言いますが、
ヒントの多くは、
重要知識事項であって、
想像ではありません。
②それができたら、
本文とズレのある箇所を
ピンポイントで「×」してください。
多くの基礎問題であれば、
ここで正解にたどり着けます。
しかし、やはりそんなに甘くないのが
そこで「Let's 運試し!」ではなく、
③選択肢を傍線部に当てはめて、
みましょう。
そうすれば、一見直訳に見えても
「前後と照らし合わせると意味不明」
という選択肢が必ずあります。
後はそれを消すだけです。
【内容に関する設問】
難関私大になれば、なるほど
正解をわざとあいまいに
作ってあります。
だからこそ、本文に
はっきりと書かれていない
ことを消していきましょう。
例えば、推量の助動詞が
使われているのに、
選択肢では、断定されている
ということはよくあることです。
消去して残ったものが
正解になります。
いかがですか。
いろいろと話してきましたが、
結局言いたいことは一つ。
それは
「重要文法事項を
最優先にすること」です。
試験中に隣の人がうるさい
突然傾向が変わった
などの予想外の出来事は
意外と起こるものです。
そんな時は、いったん
重要文法事項だけを探して
自分のペースを取り戻してください。
そうすれば、「読めた!」という
感覚が全くなくても
結果はついてくるものです。
まずは、その一歩として、
あなたが解いた痕跡を
見直してください。
消去法はピンポイントで
できていましたか。
助動詞の訳を
きちんと見ていましたか。
思考の癖は、無意識なので
意識しないとなかなか変わりません。
無意識にできるまで、
徹底的に練習しましょう!