【古文】助動詞「む」にはもう惑わされない!覚えるべき3つのこと!
こんにちは!あやかです!
今回は
助動詞「む」の
攻略方法
について
紹介していきます!
古文を勉強し始めた
多くの人が
一番最初につまずくのが
おそらく助動詞です。
特に助動詞「む」
推量、意志、仮定、婉曲、勧誘・など
意味がたくさんあって
どうすればいいかわからない人
多いですよね。
突然ですがあなたは
「ほととぎす鳴かむ。」
を正確に訳せますか?
「ほととぎすは鳴かない」
と答えた人。相当危険です。
助動詞「む」に否定の意味は
全くありません。
おそらく現代語で
「俺この問題分からん。」
と言われたら
「俺この問題わからない。」
と解釈するからでは
ないでしょうか。
間違えた人。
曖昧だと思う人。
安心してください。
私が今から助動詞「む」を
攻略する方法を
3ステップで説明します。
この方法を
完全に習得できれば、
「む」を見るたびに
一度立ち止まって、
文章の全体の流れを見失うという
事態を防ぐことができます。
①「む」は、willだと認識する。
たったこれだけです。
識別はあんなにあるのに
本当にいいの?って思った人
もいると思います。
でも大丈夫です。
なぜこの方法でいいかというと、
昔の人は「む」を
「不確かでまだ実現しないことを想像する」
時に使っただけです。
意味の識別は現代人が
翻訳するために
作ったただの道具であって、
根本的な意味は変わりません。
まずは助動詞「む」の
核となるイメージを
頭にすり込みましょう。
そのうえで
②文末の「む」を3種類覚える。
訳し方は
「~だろう」
「~しよう」
「~するのが良い」の3つです。
先に進む前に
「だろう、しよう、するのが良い」
と5回唱えてください。
ここでのポイントは、
訳を覚えることです。
まず、文末に助動詞「む」があり、
「~だろう」と訳して、しっくり来る。
→それが推量です。
次に
「と、など」が下につくか
「~しよう」と訳して違和感がないかを
確認しましょう。
→どちらかが当てはまれば意志です。
そして最後は
「てむ」「なむ」「こそ~め」の形で
主語に「あなた」をあてはめて
「するのが良い」と訳せれば
→勧誘・適当です。
覚えましたか?
文末は
「だろう、しよう、するのが良い」の
3種類です。
ここで更にお得な情報を
お伝えします。
長文では、
ほとんどが推量です。
だから、問題に一切
関係がなければ
文末は、とりあえず
「~だろう」で訳しましょう。
根本は同じなので
大きな問題はありません。
先ほどの問題に置き換えると
「ほととぎす鳴かむ。」
の訳の答えは
「ほとときずは鳴くだろう」
が正解です。
③文中の「む」を2種類覚える。
文中の「む」は
「ような」
「ならば」の2種類です。
この見分けは簡単です。
「む」+名詞で
「ような」と訳す。
→これが婉曲です。
一方で
「む」+助詞で
「ならば」と訳す。
→これが仮定です。
ここまで来て
「頭がパンクしそう」という人。
とりあえず、
「む」は未来willのこと。
文末3種類、文中2種類。
これを必ずもって
帰ってください。
大枠をつかんでから
細かいことは
覚えましょう。
そして「む」では
もう迷わない
あなたになりましょう。