【古文】超簡単にできる!「なり」の識別!
こんにちは!あやかです!
今回はみんなが苦手な
「なり」の識別について
お話していきます。
あなたは、「なり」の識別
得意ですか。
「まず何があるのかも分からない」
という人
多いですよね?
でも大丈夫です。
今回私が「なり」の全貌を
お伝えしちゃいます。
実際に問題を解いて
勉強したいのに、
まだ文法でつまづくなんて
避けたいですよね。
今回私が紹介する方法は、
古文の研究をしていた先生が
過去の文献を研究して、
間違いないと断言できる
ほとんどの参考書には
書かれていない
ここだけの識別方法です。
あなたもここで
覚えてしまいましょう。
まず「なり」には4種類あることを
理解してください。
①ラ行四段動詞「なり」
あなたが日本語を話せるのであれば、
そのまま「なる」と訳すものは、
絶対にこの「なり」です。
たとえば
「春になる」「二十歳になる」
などがこれに当てはまります。
これは、さほど難しくないはずです。
②形容動詞の活用語尾「なり」
「たいへん」をつけて
訳せたら、形容動詞の「なり」です。
例えば、
「静かなり」が
これに当てはまります。
これも問題はないはずです。
③伝聞推定の「なり」
多くの人はこのあたりで
混乱し始めます。
ほとんどの参考書には
終止形かラ変型の連体形+「なり」
だったら、伝聞推定と書いてあります。
これで問題ない人は大丈夫です。
でも、もう嫌だという人。
迷ったら、
四段動詞+「なり」だったら、
伝聞推定の「なり」と
覚えましょう。
例えば、
「行くなり」とあったら、
終止形も連体形も同じ形ですよね。
でも「行く」が四段動詞だと
分かれば、この「なり」は
伝聞推定だとわかります。
意外と単純です。
④断定の助動詞「なり」
①②③のどれにも
当てはまらない「なり」で
連体形・体言が上にあれば、
断定の助動詞「なり」です。
以上、4つの「なり」を紹介しました。
こうみると難しい部分は
伝聞推定の助動詞と断定の助動詞
の識別だけですよね。
この二つも
上が四段動詞であれば
伝聞推定
と知っていれば
意外と簡単です。
『君、遠く行くなる』
あなたはこの「なり」が
見分けられますか。
答えは伝聞推定です。
できましたか。
ここで「なり」の
識別を覚えて
明日から使いましょう!