【古文】接続助詞「を・に・ど・ば」で主語が変わる説を検証します!
こんにちは!あやかです!
今回は古文の
接続助詞を上手く活用する方法
について話していきたいと思います!
ところで皆さん接続助詞は
得意ですか?
私はすごく苦手でした。
主語が全く取れない頃は、
「を・に・ど・ば」の後は
大抵主語が変わる
という学校の先生の
教えを真に受けて、
「を・に・ど・ば」
を見つけるたびに
「とりあえず主語変わってるんだろうな」
みたいな軽いノリで
文章を読んでいました。
しかし、きちんとした
接続助詞の活用方法を
学んでからは、
「を・に・ど・ば」が
どれほどいい加減な基準だったか
ということに気が付かされました。
それだけでなく、
接続助詞を一つの目安として
主語が取れるようにも
なりました。
また、会話文が
複雑に絡み合う長文問題も
スムーズに読めるように
なりました。
この方法を知らなかったら、
いつまでも
イメージに頼った
古文読解から
抜け出せなかったと思っています。
そんなことにならないためにも
どうすればいいのか
今回は2つのポイントに
絞って紹介します。
①「て・で・つつ」は
主語を変えずに先の述語へつなげる。
これらの接続助詞でつながりがあるうちは、
どんどん先へ読み進めましょう。
基本的にこれで問題はありません。
また、
直後にかぎかっこ「・・・」がある場合は
「・・・」を飛び越しての後ろの述語を
みましょう。
おそらく、ここでも主体は
変わっていないはずです。
これらを最大限に生かすと
主語を考える時間が省けるので、
大幅な時間短縮もできるでしょう。
それでは、「を」や「に」は、
どうなるのでしょうか。
②「を・に・已然形+ば」は
「。」のつもりで読む。
「えっ!主語はどうなるの?」
と思ったあなた。
安心してください。
これには、訳があります。
基本的に「を・に・已然形+ば」には
前までの内容をまとめる
働きがあります。
だから、話が一度完結するだけで、
「を・に・已然形+ば」に
主語を変える働きは、
全くありません。
だから、
前後の訳のつながりを
確認しないと訳も定まりません。
これらを確認すると
かなりの時間ロスになります。
だから問題に関わっていなければ、
「に・を・ば」を
「。」のつもりで読みましょう。
そうすれば、読みを誤らずに
読解ができるようになります。
あなたも今すぐ明日から
この方法を試してみてください。
そして、最強の読解力を
手に入れましょう。